生活期リハビリにのめり込んだワケ

こんにちは

生活期リハビリ大好き理学療法士神林です。

今後定番の挨拶できるといいですね。

今回はタイトルにあるように私が生活期リハビリにのめり込んだワケについて書いていきます。

まずは、生活期リハビリを担当するに至るまでの経緯をお話します。

私が今の外来・通所リハビリの部署に異動したのは3年前でした。

ちょうど回復期病棟で3年勤務した頃でした。

臨床業務自体は楽しかったのですが、退院後の患者様の生活がなかなかわからないこと、回復期とういう自然回復も見込める時期において自分が介入する意義について疑問を持つようになりました。

ふと通所リハビリ部門の上司に相談したところ、「それなら生活期おいで」と言って頂き翌年から外来・通所リハビリ部門へ異動となりました。

次に、生活期リハビリを担当してからの取り組みついてお話します。

異動当初は外来リハビリ担当という名目で主に回復期病棟退院後のフォローを中心に行なっていました。

所属病院では脳卒中患者様が中心であったため、外来も脳卒中患者様を中心にリハビリをさせて頂きました。

ちょうどコロナ禍でもあり、試験外泊もできず自宅退院後に大なり、小なり問題が生じることもあり自分の関わりが直接生活の安全性に繋がることにやりがいと感じました。

また、回復期の在院日数の減少という社会的背景もあり最低限自宅を安全に生活をする能力を獲得した退院するケースも多く、退院後の参加制約が大きな問題となることも多かったです。

特に脳卒中者の活動範囲は歩行速度とも密接に関わるため退院後に歩行機能を向上させることは大きな意義を持つと思いリハビリを行いました。

退院後でも運動の質と量をしっかり担保することで歩行機能が改善するケースも多く経験することができました。

しかし、外来リハビリでは屋外訓練ができないため外来のみの関わりではせっかく向上した歩行機能を生活に結びつけることがなかなか難しいと感じました。

そこで例の上司にまた相談

「自分で通所リハビリに繋いで屋外訓練とかやってみな」と、またもやナイス助言。

外来終了後に通所リハビリでそのまま自分が担当する流れが完成!!

通所リハビリでは屋外訓練が可能となるため、公共交通機関を利用する練習など生活課題に直接介入することができ、私としては最高のリハビリ時間となりました。

おかげさまで、歩行機能の向上にとどまらず、生活範囲の拡大に至る方も多く経験することができました。

しかし、この流れすら私を物足りなくさせるのでした。

ありがたいことに私が担当してきた対象者様は皆さん素敵な趣味や目標を持っていました。

特に旅行を趣味としていた方が多く、旅行に行けないことにすごく悔しい思いをされていました。

さすがに旅行までは院内の活動では介入できません。

どうするか。

自分でやればいいのか!!

今の私はそう考えることができるようになりました。

道外では旅行支援を事業として行なっている企業もあることを知り、ますますやりたいと思うようになりました。

まだ形にはなっていませんが、院内と院外を繋ぐ活動ができるようになればもっと対象者様のしたいことができ、現在の身体でも幸せな生活をするお手伝いができるのではないかと思います。

そんなわけで、今の私は「脳卒中者の社会参加の促進、QOLの向上のお手伝い」がテーマになっているようです。

今後の私の活動は乞うご期待ということで、またブログやTwitterでぼちぼち報告できたらと思います。

拙い文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

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